加藤武彦、糟谷政治講演

この度東京で加藤武彦先生の講演に行って来ました。その公演で様々な出会いもあり、村岡先生も公演に来ておられ色々とお話しができました。


以下先生方の抄録です。

講師:加藤武彦 先生東大の飯島勝矢先生が、千葉県柏市で行われた、大規模な虚弱予防調査研究の結果、いかに「食力」の低下が、要介護や寝たきりの引き金になるかという事でした。このことは、私が20年来、病気の回復や、介護において、「口から噛んで食べること」がどれだけ重要であるかという事を、医療・介護・福祉の方々と共に社会に訴えてきたことです。これには、今までの歯科治療が、いかに治療だけをして、生活のところまで行き届いていない歯科医療を如実に示されたことで、この「オーラルフレイル」(口腔の初期の機能低下)の時期に、それ以上口腔機能を悪化させないための、歯科医の努力が言外に求められていることを、ひしひしと感じております。口から噛んで食べる事が栄養の充足、そして運動、そしてまた社会参加へとつながる介護予防に「歯医者さん、お願いね!」と言われているように思えます。国の予算も厳しいおり、医療・福祉にかかる出費をすこしでも節約するためには、健康寿命の延伸をして、いわゆる要介護、寝たきりの時期をいかに少なくするかが、国の大きな政策として取り上げられている現在、歯科医師もこのオーラルフレイルという考え方で噛める義歯・口腔ケア・口腔リハビリを行うことが、介護予防的アプローチが本当に社会から求められている。

糟谷政治

講師:糟谷政治 先生

私の診療室のロゴマークは齧った林檎です。林檎を丸齧り出来る総義歯を作製したいという想いからこのマークを使用しており、40年前に開業した当時は顎堤条件の良い方が来院され、林檎を丸齧り出来る患者さんも居られました。しかし、近年顎堤吸収が著しい方ばかりが来院され、しっかりした加藤デンチャー(デンチャースペース義歯)でなければ対応できない状況になっています。また、診療室で治療用義歯作製ができると、義歯修理が早く上手にできるようになり、安心してしっかりした義歯作製ができるようになります。訪問での義歯治療の成功のカギは、診療室での治療用義歯作製にかかっていると言っても過言ではないと思います。訪問では顎堤吸収の他に、麻痺や拘縮、ディスキネージアや認知症などと、他の難題も有り、加藤デンチャー・黒岩恭子先生の口腔リハでの対応が必要ですが、私の訪問では殆どが加藤デンチャー(デンチャースペース義歯)だけで対応出来ています。 デンチャースペース義歯は、患者さんの求める“噛んでも痛くない”“動かないので安心して話が出来る”“邪魔にならない”義歯です。当日は、デンチャースペース義歯作製の勘所をお話し出来ればと考えています。

以下私の思うところ

私はこれまで様々な義歯のセミナーに行って来ました。今思うところは解決方法はひとつではではないが、ゴールは患者の満足した笑顔であることであることは間違いない。そのためにも、様々な方面から勉強をしてゴールを目指して頑張るしかないと思います。自己満足で終わることないように日々努力するしかないですね。知らなかったということはとても怖いこと。最近私の中ではとても重い言葉です。
米子 野坂歯科医院

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後期高齢者向け公演

先日は訪問診療後、そのままある地域で高齢者向けに公演をしてきました。摂食・嚥下の勉強を始めてからこのようなお話を地域でできることはとても有意義なことだと思います。また、STの方にも色々と検査などもして頂き、受検者の方々に何かが伝わればと思います。

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西日本歯内療法学会

最近根の治療に関する相談も増え、今までは自分の中でなんとか解決していた症例も、難治性根管になって来院する患者さんが増えてきて思い悩むことが多くなりました。その中で実際診てどう診断するかをいつも悩むところです。今日はそのような悩みが一つでも紐解けるように土曜の症例検討会から参加してみました。​ 特に日曜日からの吉岡先生、木ノ本先生、そして破折器具除去で世界一有名な寺内先生の講演を直接聴けたことはとても感動と興奮ものでした。今回でかなり破折器具除去方法の整理ができたように思います。これまでもなんとか破折器具はマイクロスコープで除去してきましたが、これからはもう少し自信を持って診断と手法の選択ができると思います。  

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飯島勝也先生 フレイル予防に地域としてどう取り組むか?

東京大学高齢社会総合研究所教授 飯島勝也先生がフレイル、オーラルフレイル予防に地域としてどう取り組むかという題目で講演されました。フレイル予防として米子市でできること、歯科医師としてできることなどポイントを押さえて説明をしてくださいました。歯科界では予防という概念がとても先行していますが、介護予防フレイル予防という概念はまだまだということです。少しでも地域でできる取り組みに参加をして支援をしていきたいと思います。

米子 野坂歯科医院

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加藤武彦先生 訪問歯科診療

先日加藤先生、三木先生による訪問歯科診療に同行させて頂きました。診療室で行う治療と異なり、限られた条件での診療はやはり難しいこともあります。その中で様々な引き出しを持っておられる先輩先生方の義歯診療はとても刺激になりました。特に現在関連している施設では口腔機能が落ちている方が多くおられます。その状態では義歯の使用も困難で義歯を装着しない方も多くおられます。

三木先生から言われた言葉で、健康な方はなんとか普通の義歯でも使用してくれるのでお陰様義歯という言葉で表現されていました。口腔機能が落ちている方になんとか食べてもらうための装具としての義歯を目指すためには、様々な知識、技術を集結させ考えつくされた義歯でなければなりません。そのような義歯を在宅で行うためには普段の診療室から絶えず考えて作成することがとても重要になるかと思います。今のところに満足することなく、絶えず反省を繰り返し、明日にはさらにいいものができるようにしていきたいと思います。

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永江公民館 健康講座

今日は地区の永江公民館で健康講座をしてきました。内容は、生涯お口から食べるためにという内容で摂食嚥下の話を中心にお話をしました。誤嚥性肺炎、窒息の話など高齢者に直結する問題を中心にお話をさせて頂きました。以前鳥取大学で担当した患者さんと出会ったりもできてとても楽しく講談させて頂けました。

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日本嚥下障害臨床研究会

松江で日本嚥下臨床障害研究会が開催されました。吉川先生の口腔ケアの大切さの再確認、そして日々思う歯科衛生士の教育という観点からの発表はとても感銘を受けました。

あと広大の矢守先生の職種による食事介助の考え方の違いについても考えさせられました。
野坂歯科医院 米子

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