柏井信子先生によるインプラントメンテナンス院内セミナー

今日はインプラントメンテナンスを向上させるために全国でインプラント専門メンテナンススペシャリスト柏井信子先生にお越し頂き院内歯科衛生士セミナーをさせて頂きました。当院ではインプラントをされる方がとても増えてきました。患者様には毎回お話をするんですが、インプラント入れたら終わりではありません。入れてからスタートでそれを維持すべくメンテナンスが必要です。インプラント部のみではなく、天然歯もしっかりとメンテナンスが必要です。今回はそのメンテナンスに必要な知識、天然歯とインプラントのメンテナンス法の違い について最新の知見を踏まえて説明して頂きました。メンテナンスで必要な技術はいかにバイオフィルム(菌のこびりついた塊)を除去できるかにかかっています。特にインプラント表面周囲は荒く菌が付着しやすい環境です。なのでインプラント周囲炎は初期段階で発見し、適切な処置をすることが重要です。せっかく入れたインプラントを一生使って頂くために当院でも最新のメンテナンス手法を絶えず導入して患者様に提供できればと思っています。

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口腔ケアの第一人者である米山武義先生

当院歯科衛生士全員参加で、静岡県の歯科医師である口腔ケアの第一人者である米山先生の講演に参加して来ました。

米山先生らが行なった要介護老人ホーム11施設の入所者366名に対する調査でした。この調査では施設介護者による日常的な口腔ケアに加え、歯科医師、歯科衛生士による専門的な口腔ケアを行った群と従来どおりのケア以外行なわなかった群に分けて、口の中の細菌の数を経時的に測定したところ、専門的な口腔ケアを行なった群では口の中の細菌数が5ヶ月後には当初の10分の1に減少したのに対し、口腔ケアを行なわなかった群ではほとんど変化はないという結果でした)。さらにその後2年間追跡調査を行ない、その間に37.8℃以上の発熱が7日以上みられた入所者数、肺炎発症者数、肺炎による死亡者数をそれぞれ比較したところ、専門的な口腔ケアを行なった群では口腔ケアを行なわなかった群にくらべて、発熱者は14%、肺炎発症者は8%、肺炎による死亡者は9%少ないという結果が得られました)。これによって誤嚥性肺炎の予防に関する口腔ケアの効果が証明され、日本医療の中で口腔ケアが標準化したのです。

今では当たり前のことでも当時は大変だったと思います。最初に開拓するためにはエビデンスが必要でそれを作るために様々な努力があったと思います。

講演をお聞きして、とても熱い先生で周りの先生も巻き込んで多様な取り組みをされていました。私達も同じ歯科医師として負けないように頑張らないといけませんね。

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超高齢者社会における歯科の役割

10/15には大阪より食医として活躍されている小谷先生の講演をお聞きして来ました。何度聞いても新鮮ということは、忘れていることが多いということですね。でもとてもいい復習になりました。在宅での栄養管理はとても難しく、多職種との連携が必須です。連携するためには、様々な医科的知識が必要ですね。

阪大野原先生の言葉を使うと、医療のど真ん中、歯科の最前線を走りなさい。言葉は簡単ですが実行は難しい。でも理想ではあるので日々努力しなければいけませんね。

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加藤武彦、糟谷政治講演

この度東京で加藤武彦先生の講演に行って来ました。その公演で様々な出会いもあり、村岡先生も公演に来ておられ色々とお話しができました。


以下先生方の抄録です。

講師:加藤武彦 先生東大の飯島勝矢先生が、千葉県柏市で行われた、大規模な虚弱予防調査研究の結果、いかに「食力」の低下が、要介護や寝たきりの引き金になるかという事でした。このことは、私が20年来、病気の回復や、介護において、「口から噛んで食べること」がどれだけ重要であるかという事を、医療・介護・福祉の方々と共に社会に訴えてきたことです。これには、今までの歯科治療が、いかに治療だけをして、生活のところまで行き届いていない歯科医療を如実に示されたことで、この「オーラルフレイル」(口腔の初期の機能低下)の時期に、それ以上口腔機能を悪化させないための、歯科医の努力が言外に求められていることを、ひしひしと感じております。口から噛んで食べる事が栄養の充足、そして運動、そしてまた社会参加へとつながる介護予防に「歯医者さん、お願いね!」と言われているように思えます。国の予算も厳しいおり、医療・福祉にかかる出費をすこしでも節約するためには、健康寿命の延伸をして、いわゆる要介護、寝たきりの時期をいかに少なくするかが、国の大きな政策として取り上げられている現在、歯科医師もこのオーラルフレイルという考え方で噛める義歯・口腔ケア・口腔リハビリを行うことが、介護予防的アプローチが本当に社会から求められている。

糟谷政治

講師:糟谷政治 先生

私の診療室のロゴマークは齧った林檎です。林檎を丸齧り出来る総義歯を作製したいという想いからこのマークを使用しており、40年前に開業した当時は顎堤条件の良い方が来院され、林檎を丸齧り出来る患者さんも居られました。しかし、近年顎堤吸収が著しい方ばかりが来院され、しっかりした加藤デンチャー(デンチャースペース義歯)でなければ対応できない状況になっています。また、診療室で治療用義歯作製ができると、義歯修理が早く上手にできるようになり、安心してしっかりした義歯作製ができるようになります。訪問での義歯治療の成功のカギは、診療室での治療用義歯作製にかかっていると言っても過言ではないと思います。訪問では顎堤吸収の他に、麻痺や拘縮、ディスキネージアや認知症などと、他の難題も有り、加藤デンチャー・黒岩恭子先生の口腔リハでの対応が必要ですが、私の訪問では殆どが加藤デンチャー(デンチャースペース義歯)だけで対応出来ています。 デンチャースペース義歯は、患者さんの求める“噛んでも痛くない”“動かないので安心して話が出来る”“邪魔にならない”義歯です。当日は、デンチャースペース義歯作製の勘所をお話し出来ればと考えています。

以下私の思うところ

私はこれまで様々な義歯のセミナーに行って来ました。今思うところは解決方法はひとつではではないが、ゴールは患者の満足した笑顔であることであることは間違いない。そのためにも、様々な方面から勉強をしてゴールを目指して頑張るしかないと思います。自己満足で終わることないように日々努力するしかないですね。知らなかったということはとても怖いこと。最近私の中ではとても重い言葉です。
米子 野坂歯科医院

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後期高齢者向け公演

先日は訪問診療後、そのままある地域で高齢者向けに公演をしてきました。摂食・嚥下の勉強を始めてからこのようなお話を地域でできることはとても有意義なことだと思います。また、STの方にも色々と検査などもして頂き、受検者の方々に何かが伝わればと思います。

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西日本歯内療法学会

最近根の治療に関する相談も増え、今までは自分の中でなんとか解決していた症例も、難治性根管になって来院する患者さんが増えてきて思い悩むことが多くなりました。その中で実際診てどう診断するかをいつも悩むところです。今日はそのような悩みが一つでも紐解けるように土曜の症例検討会から参加してみました。​ 特に日曜日からの吉岡先生、木ノ本先生、そして破折器具除去で世界一有名な寺内先生の講演を直接聴けたことはとても感動と興奮ものでした。今回でかなり破折器具除去方法の整理ができたように思います。これまでもなんとか破折器具はマイクロスコープで除去してきましたが、これからはもう少し自信を持って診断と手法の選択ができると思います。  

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飯島勝也先生 フレイル予防に地域としてどう取り組むか?

東京大学高齢社会総合研究所教授 飯島勝也先生がフレイル、オーラルフレイル予防に地域としてどう取り組むかという題目で講演されました。フレイル予防として米子市でできること、歯科医師としてできることなどポイントを押さえて説明をしてくださいました。歯科界では予防という概念がとても先行していますが、介護予防フレイル予防という概念はまだまだということです。少しでも地域でできる取り組みに参加をして支援をしていきたいと思います。

米子 野坂歯科医院

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